10月21日、栃木県の鬼怒川温泉に行って来ました。
お目当ては渓谷に色付いた紅葉をみることでしたが、紅葉には
まだ早く、奥日光とは違いました。
昨日(20日)は渓谷沿いに建つ宿へ。 着いた時間はまだ
明るく、窓から鬼怒川渓谷が眺められました。
窓から北方角
窓の下
鬼怒川温泉
江戸時代に発見され、日光詣での僧侶や大名のみが入ることを
許された温泉。
明治以降に一般開放され、多くの観光客が訪れ、鬼怒川渓谷
沿いには旅館やホテルが建ち並ぶ。
箱根、熱海に並ぶ東京の奥座敷。
周辺は東武ワールドスクウェアなどのテーマパークも多く、
日光まで車で30分ほどの位置。
部屋が広く、露天風呂の湯がいい、朝食バイキングに出た
藁で包んだ納豆が良かった・・。
前の日に、巡る所を計画して、宿を出発。
泊まった宿から鬼怒川温泉ロープウェイは近距離にあります。
丸山山頂にはお猿さんがいますが、平日は運休とのこと。
<鬼怒川温泉ロープウェイ・龍王峡・五十里ダムの地図>
「高原山のハンターマウンテン紅葉ゴンドラ(スキー場)の
紅葉が良い」との情報を得ていて、鬼怒川ライン下りも時間
があれば行ってみようかと・・。
さて、いきなり本命の龍王峡に向かいます。 北上します。
初めての所・・。
今日も晴れて本当にありがたい。
龍王峡
2200万年前の海底火山で噴出した火山岩によってつくられた。
渓谷の景勝地として有名で、起伏の少ない遊歩道が整備され、
3~4時間で歩けるハイキングコースとしても知られている。
龍王峡駐車場に着いて、後から来たご夫婦が車から降りるや
鳥居の方へ。 そこが龍王峡への入り口でした。
鳥居をくぐって、フェンス越しにコスモスが咲いています。
薄暗くなって、渓谷沿いの山道を歩くと、白い花が迎えて
くれます。
渓谷を下りて行くと、水の音とともに虹見の滝が見えました。
眼下に泊まった宿の前を流れていた鬼怒川の渓谷が見えます。
川の水が濃いグリーン色です。
山中に咲く白い花。
岩に苔が生えています。
黄色い花、山中に咲いているとふと目が行きます・・。
滝が二つ、三つあり、鬼怒川に流れ落ちていきます。
歩いていて、人と行きかっていましたが、その人数も増えて
きました。 今日は平日ですが・・。
鬼怒川の渓谷に架かるダーク色の橋が見えてきました。
紅葉による明るさがない・・。
橋の上に立って上流を眺めます。 この風景が、よく目にする
龍王峡の眺めですね。 両岸を紅葉で彩られたら、もっとよい
のにと思いましたが、皆さん「早過ぎたかな」と思ったこと
でしょう。
左手に滝があります。
橋の上で、立つ位置を変えて撮っています。 この橋は、
ぐらつかない、しっかりした橋。
橋から先には行かず戻ることに。
名残り惜しく振り返ります。
橋の所まで下りて来る途中にあった滝。
こちらは渓谷沿いを歩いて、すぐに見ることができた滝。
鬼怒川本流の白い岩は、流紋岩という火山岩だそうで、
この付近の渓谷を白竜峡と呼んでいます。
確かに、ここだけ白っぽかったですねー。
まだまだ渓谷沿いの散歩道は続きますが、かないません。
引き上げることにします。
渓谷を上がる途中、白い花に大きな蜂が止まっています。
紅葉、惜しかったですね。 初めて来ましたが・・。
次回は迷わず11月に行きます。
次は五十里ダムに向かいます。 川治温泉を通って北上。
こちらも紅葉がお目当て。
平日、五十里ダムの資料館もお休みです。 ダムが見れれば
よしです。 川治温泉街でナビに道を迷わされてしまい
ましたが、山中を上がって五十里湖に到着。
五十里ダム
一級河川の利根川水系男鹿川に建設され、1956年に完成。
堤高112mあり、完成当時は日本一の高さ。
ダムによって形成された人造湖は五十里湖と命名され、
日光国立公園に指定されている。
もう、半世紀近い音沙汰です。 遠足で来た懐かしい場所。
ダムの上で、記念写真を撮りました。
このダム、私の後輩ですね。 完成して、まもなく小学生
の遠足で訪れたわけです。
ダム湖周りの紅葉は早すぎました。 11月からでしょうね。
次に向かったのは、鬼怒川温泉街にある鬼怒楯岩大吊橋、
初めて行きます。
見えてきました、遠くから見て、橋を渡るのは怖そうです。
橋を渡った先は、右に10分ほど歩いて楯岩展望台があり、左に
5分ほど歩いて古釜の滝があるとのこと。
橋を渡り始めて、左右にやや揺れます。 もう度胸を決め、
信じて渡るしかないです。
鬼怒楯岩大吊橋
全長140mの歩道専用吊り橋で、2009年に完成。
高さ40mの橋上から鬼怒川の急流や山々を一望できる。
鬼怒川を女性、楯岩を男性に例え、男性と女性を結ぶ橋
として縁結びの橋とも言われている。
橋の中央が広くなっており、鬼怒川の上流、下流を見ることが
できます。
大吊橋を渡り終えた広場にいるのは楯鬼(たてき)。
なぜ鬼がいるのかわからず、左手の古釜の滝へ向かいます。
楯鬼
鬼怒川温泉街には、邪気を払い福を招く邪鬼をモチーフとした
栃木県益子町在住の陶壁作家の藤原郁三先生作品が7体設置
されている(実際には8体設置)。
こちらのコンクリートの壁に、橋を吊ったワイヤーを固定。
左手を歩いて来て、沢底が透き通った、きれいな古釜の滝が
あります。
行く道で気になった植物・・。
渡って来た大吊橋を今度は右手に歩いて行きます。
手堀のトンネルを抜けます。
少し開けた所に、例の福が来る誕生鬼が設置されています。
階段を上がって楯岩展望台に着きました。 すぐ目についた
のが縁結びの鐘。 眼下には、鬼怒川温泉の町並み、山並み、
鬼怒楯岩大吊橋が見えます。
楯岩展望台の近くには、真っ直ぐに伸びた杉並みがあります。
2か所見て来て、少々疲れましたが、大吊橋をUターンして無事
戻ってこれました。
汗をかいており、自販機があって、コーラを飲んだのですが、
美味しくなかったです。 缶にはZERO SUGARと記載・・。
2日間の徒歩記録です。
20日奥日光での徒歩:13,036歩、10.2km
21日鬼怒川での徒歩: 6,178歩、 4.8km
20、21日の2日間の走行距離: 397km
いい靴買って、足を痛めないようにしないといけない、という
のが反省点です。
鬼怒川温泉、川治温泉、塩原温泉が集中し、無料の足湯施設も
複数あり疲れを癒してくれます。
日光江戸村、東武ワールドスクウェア、巨大迷路パラディアム
をはじめ、レジャー施設があります。
11月に入り鬼怒川温泉周辺の紅葉も見頃を迎えたでしょう!
お時間ありましたら、どうぞ足を運んでみてください。